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2002年1月26日土曜日 ◆第3回
王立劇場 『王立寄席』◆
ワッハ上方演芸ホールで上演の第3回王立劇場『王立寄席』に行って来ました。
脚本・演出が後藤ひろひと、出演が松尾貴史、三上市朗(劇団M.O.P)、栗根まこと(劇団☆新感線)、腹筋善之介、板尾創路、山内圭哉(Piper)、松永玲子(ナイロン100℃)、後藤ひろひと(Piper)。
お芝居?寄席?なに? と思いつつも、粟根さんファンの友人に便乗して、チケットを取ってもらいました。
粟根さん以外の役者さんは、ほとんど存じ上げないので、あまり期待してなかったのですが・・・いや〜、もう全編笑いっぱなしで、お腹が痛くなっちゃったよ〜。
寄席のスタートが「象印ヒント・ピント」の漫才。これで、つかみはオッケー! 出身国のデタラメなお国言葉で客席に話し掛ける場面があって、同じようにデタラメ言葉で返事が返ってきたりとかね(ホールのロビーでぼんち・おさむのおさむちゃんを見かけたのだけど、どうやら客席から返事したのはおさむちゃんらしい)。
その他、キッチュと松永さんは古典落語。
前座の落語家さんなんか目じゃないくらい、堂々とした落語で、なかなかのものでしたが、ジェームス亭カーク師匠のスタートレック落語がさらに素晴らしく、秀逸でした。
「スター・トレック」のカーク艦長が再就職のためにハローワークに出かける、という落語。このままSF大会に持って行って、SFファンなみなさまにも、ぜひ、お見せしたかったです(お囃子もスタートレックバージョン!)。
お目当ての粟根さんは、まこ七・まこ八として、山内さんとの二人羽織を披露。いまさら二人羽織? って感じですが、粟根さんが映画紹介をしゃべくり、背後から山内さんがオーバーに手振りをつける、というものです。しゃべくりと手振りの絶妙の間合いが最高!!
あと、板尾さんのクールな紙きり芸も爆笑だったのですが、この紙を切る間を持たせるために登場したのが、お茶子さん役のテントさん。最初に「人間兵器」と紹介されて舞台に登場したテントさんを見て、反応がきっちり二手に分かれてましたね。「誰、あれ?」という皆さんと「えっ! テント!」という濃い方々と。
テントさん、上岡龍太郎さんのお弟子さんです。一度見たら、絶対忘れない、忘れられない芸風の芸人さんなのだけど、めったに生では見られませんし、テレビではもっと見かけない、という貴重な芸人さんなのです。「蜘蛛」や「人間パチンコ」などの芸も披露。
この舞台は関西ローカルで、4月の某日深夜に放送予定だそうです。どうやら、粟根さんの代わりに中島らもさんが出演した公演の時にカメラが入っていたそうなので、二人羽織は見られないかな・・・残念。
「Piper」
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2003年7月12日・土曜日 ◆桂小米
独演会 (ワッハホール)◆
パート先の営業さんから、落語会の無料招待券をいただいたので、親子3人で聞きに行ってきました。
グループ会社の直営居酒屋で「日本酒と落語の会」ということで、何度か落語をやっていただいた関係で、普段から楽屋見舞いにお酒をお贈りしたり、プログラムに宣伝を入れていただいたり・・・という米朝事務所とお付き合いがあり、今回チケットがまわってきたようです。
というわけで、今回のプログラムにも会社の広告が入ってました。
で、演目ですが
◆『子ほめ』 桂 ひろば
◆『厄払い』 桂 小米
◆『へっついぬすっと』桂 こごろう
◆『千両みかん』 桂 小米
◆『代書』 桂 小米
プログラムのひろばさんの演目と、こごろうさんの演目は書かれていなかったんですが『子ほめ』は前に聞いたことがあったので、出だしの「タダの酒」云々のところで、また『へっついぬすっと』は初めてだったけど、題だけ知ってたので「へっつい」云々という話が出たところで、それぞれタイトルが思い浮かびました。
で、『代書』ですが・・・これは小米流の『代書』でした。
就職が決まって履歴書を持って来い、と言われた男が、自分では用紙も書き方もわからないので、代書屋にやってきて履歴書を書いてもらう、という話は他の落語家さんの『代書』と同じですが、やってくる男が鳥取県の米子の出身で・・・というのがポイント。
小米さんが鳥取の郡部のご出身だそうで、マエフリでそういう説明もあり、方言も織り交ぜながらの会話が、なかなか楽しかったです。
マエフリで「前にこの噺を聞いたお客さんから、師匠のところに、小米の『代書』は止めさせてくれ、と苦情が来ましてね」などとおっしゃっていたのですが、夫が言うには「前に聞いたときは、もっとオリジナルで、もっと変やった」そうなので、多少、妥協されたのでしょうか。
息子もかなり笑っていたので面白かったんだろうとは思ったんだけど「普通のはどんなんやの?」と言い出し、家に帰ってから夫が持ち出してきた落語のCDで『代書』の聞き比べ会が始まってしまいました。
ちなみに、家にあったのは枝雀師匠と春團治師匠のCDでした。
そんなこんなで、無料招待券で、たっぷり落語を堪能させていただきました。
おもしろかった!
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2003年 9月6日・土曜日 ◆生國魂神社
『彦八まつり』◆
落語家さんたちが主催のおまつり。
奉納落語会のほか、おおなわとび大会や、素人演芸大会、落語家バンドのライブなども。
境内には落語家さんの屋台が並び、落語家さんたちがあれこれサービスに努める、というイベント。
サインもらって、写真も撮らせていただきました。
立ちっぱなしで、足が痛い。
来年行く時はイス持って行こう。
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2003年11月1日・土曜日 ◆林家染丸独演会〜ワッハ上方〜◆
今日は朝から仕事。月末月初の処理。
4日にも朝から出勤して作業を進めて、5日には請求書を発送しないと・・・。焦るなあ・・・。
さて、仕事を5時に強制終了して、本日は落語会へ。第九回・林家染丸独演会。
夫と息子は別行動で会場に向かっていたのですが、うまく駅で合流できたので、3人そろってワッハ上方到着。
招待券を受付で座席券に交換して入場。
◆半分垢(林家卯三郎)
富士山の高いのは「半分は雪ですから」と謙遜したという話から、ある母親が息子のことを「半分は垢」と謙遜する、というオチなのですが・・・途中、母親が相撲取りの息子のことをオーバーにオーバーに表現するのがオカシイかったです。
◆軽口(林家そめすけ&林家花丸)
芝居をもとにした和風のコントみたいな感じでした。漫才風。
◆浮かれの屑より(林家染丸)
遊び人の居候が屑をより分ける仕事をするんですが、紙屑なので手紙だったり、本だったりするので、手にとるたびに読み始め、頭の中に妄想の世界が展開してしまって、踊ったり転げたり、一人で大騒ぎする、というもの。
立ち上がらずに、でも踊ったり、飛びはねたり、と落語とは思えないぐらい動きがあります。
中入り
◆曲芸(揚野バンリ)
曲芸がすごくウマイというんではないんですが、持って行き方とか、失敗した時のトークの妙とか、思わず笑ってしまう決めポーズとかで、大笑いしてしまいました。
◆浮かれの掛け取り(林家染丸)
年末に魚屋や酒屋がツケの代金を集金にくるんですが、なんとか誤魔化して帰ってもらおうと、集金人の趣味に合わせ、狂歌を歌ってみたり、浄瑠璃を語ってみたり、歌舞伎を演じてみたり・・・の大騒動。
染丸師匠の2作品はどちらも歌や踊りがふんだんに盛り込まれていて、動きもハデで、とっても楽しかったです。
ちなみに、今回のチケットは会社からいただいたものです。
今回もプログラムにど〜〜〜んと、わが社の宣伝が入っていたので、広告費を出したお礼にチケットが送られてきた模様。
全部で何枚あったのかしらないのですが「家族で行きたい」と言う私に3枚もくださって、ありがたや〜。ありがたや〜。
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