京都・東山散策レポート

1999年10月23日・土曜日 


 京都の東山界隈を散策して来ました。
 夫と息子のガジラは、
SF作家谷甲州FC人外協のキャンプに参加するため石川県へ行ってしまったので、日帰りとは言え気分は充分「一人旅」でした。

 四条京阪で下車し、
にしん蕎麦で有名な「松葉」で天麩羅蕎麦を食し腹ごしらえをした後、四条通りを八坂神社に向かってブラブラ。
 横道に入ると祇園の風情が楽しめるんだけど、今回はこんなところで時間を取るわけには行かないので、「
舞扇堂」で京の通り名(まるたけえびすにおしおいけ〜ってヤツですね)を書いた扇子を購入し、「よーじや」で油取り紙と紅筆を購入しただけで、八坂神社から円山公園を通り抜け、二年坂へ・・・向かったはずが、どで勘違いしたんだか、気が付くとなぜか建仁寺・・・って、なんで〜〜〜?

 
い、いつの間に東大路通りをわたったんでしょう?? 私って馬鹿? 方向音痴の面目躍如って・・・そんな面目はいらないけど・・・まあ、迷っちゃたもんは仕様がないですし、なんか庭園の特別公開をしていると立て看板があったので、見学させていただくことにしました。
 で・・・何げなく見学料を払って上がり込んでみたら、なんと国宝の「
風神・雷神図」が・・・。いや〜、これを見られるとは思ってなかったので、すごく嬉しかったです。10/30からの「京都非公開文化財特別拝観」でしか拝観できないと思って諦めていただけに、思わぬプレゼントになりました(でも、複製だったかもしれないけどね)。

 ほとんど人が来てなくて、貸し切り状態で見た「
十六羅漢像」は、薄暗い部屋の中でそこだけ光が当たっていたこともあってちょっと怖かったけれど、拝観料以上の値打ちがありました。方向音痴もたまには役に立つこともあるんですねぇ。

 

 さてそこから再び高台寺方面を目指し、なんとか当初の予定の二年坂三年坂へ。
 今回はこのあたりの京土産のお店をのぞいて歩くのが計画のメインだったので、片っ端からどんどん入りました。
 ずーっと前に来たとき、あきらめた
清水焼のイヤリングも買ったし、「七味家」でさんしょの粉も買いました。「関西限定・ベビースター七味茶そば」というおやつも買っちゃいました(七味茶そば味のベビースターラーメンです)。

 二年坂は京都らしい土産物屋が多く風情があるのですが、三年坂に入ったとたんチープな雰囲気になって、修学旅行生や団体さん、あと外国人観光者がどっと増えます。観光客が減ってるとか言うけど、まだまだ京都は「定番観光地」の地位を保ってるんですねぇ。

 
清水寺には行かずに帰るつもりだったものの、時間に余裕が会ったので、せっかくだからと拝観することにしました。「舌切茶屋」でいただいた茶だんごとお抹茶もおいしかったし、帰りに歩いた茶わん坂(清水焼きのお店が並んでます)も味があって良かったです。

 そうそう、私お雛さまを集めてるんですが、今回も変わったのをゲットしました。
 一つは「猫のおひなさま」で、もう一つは「くまの花婿さんときつねの花嫁さん」が並んでいるものです。くまというところがイマイチなんだけどね〜。タヌキとキツネになってれば「化かし合い」でシャレもきいてると思うんだけど・・・京都だから上品(?)なんでしょうかね?

 というわけで、京都一人旅レポートでした。
 あ、京都駅地下のポルタの「
カフェ・ド・アンリ」で夕食として食べた「オムライスときのこのスパゲティのセット」はサラダとロイヤルミルクティもついて、税込み990円。安くておいしかったので、お勧めしておきます。

 

 

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さんぽみち

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