◆絵本講座:ひろげよう ふかめよう おはなしの世界◆

2002年9月19日・木曜日 ◆ひろげよう ふかめよう おはなしの世界 第1回◆

 読み聞かせサークルの主催の絵本講座ひろげよう ふかめよう おはなしの世界― 絵本の可能性を求めて ―」の第1回「絵本の扉をあけよう― 子どもの想像力・生きる力をはぐくむ ―」の聴講のために、朝から図書館へ。

 講師の正置友子(まさきともこ)さんは2男1女の母親でありながらも、50歳を過ぎてからイギリスに6年間の留学をし、絵本・児童文学の研究を続け、ヴィクトリア朝時代の絵本の研究で博士号を取得された、文字通りの「絵本博士」。

 3DKの自宅を拠点としてスタートした文庫も今年30周年を迎えるとかで、この文庫活動で赤ちゃんたちを相手に絵本を読んでいると「赤ちゃんたちから信じられないほどたくさんのエネルギーをもらう」とおっしゃっていました。

 ことばとからだが一体化している赤ちゃんたちは、からだ全体で絵本を楽しんでいる。子どもたちに絵本を読むことは「教える」ということではなく「お話を共有する」こと。一緒に読んでゆくことでお互いに深く成長してゆく、ともおっしゃっていました。

「絵本は生きる力を生む」「大きくなった時にきっと支えになる」。
 だからこそ良質の絵本を選び、心をこめて読む。
 子どもたちは子どもたちの感受性で絵本から「なにか」を受け取り「社会力」を育んでゆく。
 そして読み手である大人もまた絵本と、さらには子どもたちから「生きる力」をもらう。

「より良く生きようとしている子どもたちに向けて、絵本の扉を開けるのだということを忘れないで」と静かに、おだやかに、ゆっくりと話される優しい声。
 その優しい声に潜むきっぱりとしたゆるぎない、まっすぐな心。
 正置さんは柳のような方だなあ、と思いました。
 熱烈な信奉者が存在するのが、今回お会いしてみて実感として理解できました。

 12時半に講座を終え後片付けを手伝ってから、今回のメインスタッフが正置さんを昼食にお連れするというので、同行させてもらい、お昼をご一緒しながらさらに絵本談義。
 そのあと再び図書館であとかたづけを手伝い、本を借りて、家に帰ったらもう4時でした(^^;)。
 いや〜〜、仕事を休んだ分の「モト」は取ったゼ! って感じですかね。
 今から、もう、第2回が待ち遠しいです。

 

 
2002年10月3日・木曜日 ◆ひろげよう ふかめよう おはなしの世界 第2回◆

ひろげよう ふかめよう おはなしの世界  ― 絵本の可能性を求めて ―
講師  正置 友子(まさき ともこ)さん

第2回 10月 3日(木) 世界の絵本を開いてみよう
 ― 日本は世界一の絵本大国です ―
 

 
2002年10月17日・木曜日 ◆ひろげよう ふかめよう おはなしの世界 第3回◆

ひろげよう ふかめよう おはなしの世界  ― 絵本の可能性を求めて ―
講師  正置 友子(まさき ともこ)さん

第3回 10月17日(木) 6年間のイギリス絵本留学記
 ― 絵本の源流を求めて、ヴィクトリア時代の絵本研究 ―


 講座終了後、先生と、時間の都合のついたメンバー十数人が、近くの集会所をお借りして食事をしながら、さらにお話をうかがいました。
 集会所の後片付けと、図書館の後片付けとが終わったら、4時過ぎ(^^;)。
 ちょっと疲れたけれど、なんとか3回とも講座に参加できて、本当に良かったです。

 これが7月、8月だったら、またもっと遅い12月だったら、絶対仕事は休めない状況だったろうなあと思うと、良い時期に講座があってラッキーだった、とあらためて思いました。
 この出逢いを大切にしないといけない、と思います。

 

 

さんぽみち

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