パピエ・ア・ラ・モード〜華麗なるペーパードレスの世界

2002年11月9日・土曜日 


 親子3人で「パピエ・ア・ラ・モード〜華麗なるペーパードレスの世界」というのを観てきました。
300年にわたるファッション史を彩るドレスの数々を紙で精巧に再現した新しいアート」ということで、ヴィクトリア朝時代(?)なんかの、映画や舞台でしかお目にかかったことのないようなドレスや、世界的にも有名なデザイナーのウエディングドレスなどが、紙で再現され、艶やかに美を競っていました。

 う〜ん、ウェディングドレスは良いよね〜〜。「白」に限定された中でのデザインだけに、騙しがきかないですからね。
 とても紙とは思えないような「質感」で、特にレースなどは「え、これも紙なの!?」と思わず叫んでしまいそうなぐらいでした。
 ペーパードレスの作家さんは海外の方なのですが、歌舞伎の衣装も再現されていました。

 展覧会のあと3人でお昼ご飯を食べ、大型書店をうろうろしてから、夫と息子はゲームフェアに行ってしまい、私は私でウィンドーショッピング。
 と言っても、私の場合ファッション関係にはほとんど興味がないんで、行ったのは茶屋町のロフト。

 クリスマス商戦突入で、クリスマスカードや、カレンダー、年賀状などがいっぱい並んでいて、ここにも「紙の芸術」が花開いていました。
 クリスマスカードも、最近はポップアップのものや、立体的なモチーフ(ビーズや毛糸やスパンコールやなんか)を素材として使っているものが増えていて、本当にいろんなデザインがあり、ひとつずつ眺めていると、何時間もたってしまいます。
 
 カレンダーに関しては、かなり探しまわったのですが、私はデザインより使いやすさを優先するので、今回は私の好みに合うのがありませんでした。

 まず一週間が月曜からスタートしていること、1ヶ月が足掛け6週間になってしまっても31日まできちんとスケジュールの書き込み欄が取ってあること、という2点が重要ポイント。
 とにかくどれもこれも一週間は日曜から始まっちゃってます。まあ普通はそうなんでしょうねー。姑なんか私のカレンダーを見ると曜日がわからなくなってしまうらしく「なんやの、これ! 変なカレンダー!」と怒ってるし。
 でも手帳や職場の机に置いてるカレンダーが月曜からスタートしてて、私は断然、月曜スタートのほうが予定がわかりやすいんです。また今度、違う店で探してみようと思ってます。 

 ペーパードレス展のあと、ジュンク堂へ。
 なにはともあれ、私は児童書のコーナーをチェック。
 スペースの広さと品揃えでは、天王寺の喜久屋書店の児童書コーナーのほうが充実してるかな、という気はするんですが、こちらはこちらで並べ方や、並んでる本が微妙に違うので、端からせっせと眺めていくと・・・・あ、欲しかった絵本が!
 あっちにも、こっちにも・・・(^^;)(^^;)(^^;)
 あ〜〜、片っ端から全部買えたら良いのになぁ〜〜〜〜。

 で、悩んだ末、買ったのが「MOE」の12月号と、ガブリエル・バンサンの「ちっちゃなサンタさん」と、Istvan Banyai (イシュトバン・バンニャイ) の「ZOOM」と「RE.ZOOM」。
 あとの2冊は洋書絵本です。
 10月の「絵本講座」のときに紹介していただいた中の1冊(2冊?)なのです。
 ハードカバー版ではなく、ペーパーバック版を購入しました。

 赤い謎の物体、ページを繰ると次のページでそれがニワトリのトサカだということがわかります。さらにページをめくるとニワトリを見ている子どもがいて、さらにその子どもたちが住んでいる家が描かれ、さらに庭が現われた・・・と思ったら、なんと今まで見てきたものが全ておもちゃだったことがわかります。
 小屋を持ち上げる女の子が現われ・・・でも、その女の子は少年が手に持っている雑誌に描かれた絵で、でもその少年は実はバスの側面の看板の絵の中にいて、バスはテレビの画面の中に写っていて・・・。
 こんな調子でどんどんどんどんカメラが後ろに引かれた状態になっていきます。

 「RE.ZOOM」はその続編というか、まあ、基本は一緒ですね。
 ページをめくるたびに新たな展開があり「あっ」とびっくりさせられます。
 文章は一切ないので、ただただ絵を眺めていられるという意味では「究極の絵本」かもしれません。
ズーム リズーム  

イシュトバン・バンニャイ著  翻訳版も出ました!

ちっちゃなサンタさん

 

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さんぽみち

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