役行者と修験道の世界展

 1999年11月☆日・☆曜日


 天王寺公園の中にある大阪市立美術館で「役行者と修験道の世界展」というのをやってたので、夫と2人で行って来ました。

 役行者(役小角えんのおづぬ)というのは、修験道の開祖で、日本の宗教史に大きな足跡を残した人です・・・なんてのはチラシの受け売りで、実は私もよく解ってなかったりするんですが、ずっと前に読んだ小説の中に登場した役小角が、ちょっと格好良かったので「この展覧会は絶対行きたい!」という夫に便乗したのでした。

 なかなか濃〜い内容で、高いと思っていた800円の入場料が、帰るときには「安い」と思えるようにはなっていたのですが・・・市立美術館は広い。広すぎる・・・(-_-;)。

 そこへ持って来て、こういうのがめっちゃ好きという夫が、嘗めるように展示品を眺めて行くもんで「うちは、もうついていけまへんよってに、こっちで休憩さしとくなはれ〜〜〜(>_<)」ってな具合になってしまったのでした。
 長時間立ってると腰痛がぶりかえすんだよねー。それなのに休憩できるような所はちょっとしかなくて、すでにじーちゃん、ばーちゃんが座ってるんだよ。当たり前だけど。もうホントに腰が痛くて、展示室の隅に座ってる見張りの人(って、あれは正しくはなんていう役職なの? キューレーター?) を突き飛ばして、椅子を奪いたいぐらいでした。

 展示品は各地のお寺などから集められてるわけで、ひとつひとつ、どこの所蔵かというのも書かれていて、醍醐寺とか金峰山寺とか知ってるお寺の名前を見るとちょっと嬉しかったりするんですけど、中に「京都・園城寺」と書かれたのがあって「園城寺って大津にある三井寺のこととちゃうん?」と心の中で突っ込んでたら、もう少し先の展示品には「大津・園城寺」と書いてありました。
 単に間違えただけなのか、それとも京都にも園城寺があるのか・・・誰か知らん?

 それにしても・・・展覧会はひとりで好きに見る方が気楽で良いかもね。小説の資料的な意味もあって熱心に見てたのは解るけど、これがデートだったら間違いなくフラレてるぞ、夫。もう一緒に行かないからね! 


こんな本も出ています。 仏教からみた修験の世界 仏教からみた修験の世界

 

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