朝から夫と2人で大丸梅田店の「大丸ミュージアム」で開催中の「1/12の世界でみる夢『英国ドールハウス展』」へ。
ドールハウス好きの息子も一緒に連れて行きたかったんだけど、午前中は部活があるし、午後はテスト勉強もして欲しいし・・・で、今回は夫と2人でお出かけ。
”Maple Street”ドールハウス&ミニチュアミュージアム所蔵で、日本初公開なんだって。
いや、もう言葉を失うぐらいすごい。体さえ小さくなれるものなら、このまま住めそうなぐらい精巧で、写真で見るときっと「本当のお屋敷」にしか見えないと思います。
モーリン・バランタイン作の「ネズミさんのお家」という作品が、メルヘンの世界でなかなか可愛くて、気に入ってしまいました。
展覧会場を出ると、ドールハウスのパーツや、製作キットなどの展示即売会場が特設されていて、ドールハウス作家さんごとにコーナーがあり、作家さん自らが売り子さんをされていたりもして、見て回るだけでわくわくするぐらい楽しかったです。
いや、正直に言いましょう。私は展覧会より即売会のほうが楽しかったんです。ええ、そうなんです。
ヨーロッパのドールハウスは確かに豪華で、素晴らしいのですが「すごいなあ」と感心はするものの、なんというか・・・生活感に欠けるんですよね。
だからこそ、あこがれの気持ちでドキドキする、ということもあるのでしょうが・・・私はなんとなく違うかなあ、と。
あらためて、私は「日本の作家さんの生活感のある作品が好きなんだ」と実感させてもらいました。
縁側や床の間のある日本家屋のミニチュアを見ると、とても懐かしい気持ちがして、いつまでも、いつまでも、眺めていたい、と思います。
今の世の中、なかなか純和風のお屋敷で暮らす機会もないので、和風のドールハウスの、純和風なたたずまいを眺めるのは、ある種の「癒し」効果があるのかも・・・。
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