大丸ミュージアム神戸で開催中の『創作人形公募展・ドールファンタジア』に行って来ました。
与勇輝、辻村寿三郎、友永詔三、林駒夫、薮内佐斗司、吉田良が実行委員となり、99名の公募入選者に、37名の招待作家を加えた、180点あまりの人形作品を一同に集めた展覧会です。
最近、映画「イノセンス」の影響もあって注目を集めている球体関節人形や、和紙、磁器、フェルト、皮革、木、などなど、さまざまな素材で作られた人形が、並んでいました。
薮内佐斗司さん、辻村寿三郎さん、与勇輝さん、などの作品が好きなので、それが見たくて神戸まで足を運んだのですが、公募作品はそれら有名作家さんに負けないぐらい迫力と主張が感じられて、思わずひとつひとつに見入ってしまいました。
友人の一人も球体関節人形を作っているので、あまり大きい声では言えないけど、実はワタシは球体関節人形は、ちょっとニガテ。
なんかコワイです、あれは・・・。
中にはコワクないのもあるんですが、コワクないのは、球体関節人形らしくない気もするし、ビミョーだよね。
今回の公募の中には、人形というより「フィギュア」も、かなり含まれておりました。
こういうのは「人形展」では普段は見られない種類のものなので、けっこう面白かったです。
中にひとつ「げ・・・」っとなったのがあって、家に帰ってネットで作者さんを調べてみたら、自分でサイトを開設してらして、フィギュアの作家さんであることが判明いたしました。
特別賞受賞作「Live」の林浩己さん。 http://www.ne.jp/asahi/hiroki/hp/
ちょい大人向けなフィギュアもあるので、ご注意ください。
なんかねぇ・・・ものすごく綺麗な女の人なんだけど・・・(夫いわく「天国の門に立ってる人」だそうです)動き出しそうなぐらいリアルなフィギュアなのよ。
コワイのに、気になって何回も見直しちゃいましたね。うん。
というわけで、神戸まで足を運んだだけのことはある展覧会でした。
めったに買わない展覧会カタログを大奮発して買っちゃったもん。
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